話すスキルはついてくる

さてそこそこ上達してきたら、そろそろ話すトレーニングも必要ですね。トレーニングはもちろん必要ですが、これは結構後からついてくるもんです。

  • ついてくる、といったのはこういうことです。読む・聞くのInputをしっかり蓄積してその能力を磨いておけば、話す能力はそれを土台として結構ついて上達していくということ。
  • とはいえ、話すトレーニングもやるに越したことはないのでやりましょう。会話は学校に行く・なんかそういった話せる場所に行くなんてことになるでしょうね。ただ話すトレーニングというのは別に会話だけじゃありませんよ。
  • 相手なしに話せばいいんです。気に入った適度な長さ(1分くらい)のリスニング教材を定期的に選んで、まねしてついて読むのです。なれてきたらスクリプトを見ずについて行きましょう。BBCのアナウンスならそれらしく朗々と。CNNのニュースならそれなりに現場の緊迫感が出るように。イントネーション・間もそのまままねしましょう。一つの文章を50回も繰り返せば大体覚えてきます。空でいってみましょう。
  • これは上達してからも非常にいい訓練です。Lip laziness(口がなまって舌が回りにくくなること)の矯正にも非常に効果的です。上級者で時折、舌が回らないことが多くてなんて人はぜひ試してみてください。
  • これを繰り返しているうちに、よく使われるフレーズなどはいつの間にか自分のものになってしまっていることも多く思わずそれが実戦で口をついてでたりするようになります。一石二鳥です。